都城市 三州病院

(財)日本医療機能評価機構認定施設

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訪問看護 ”もも”便り

もも便り 第3号 『もも・くり3年、カキ8年』

三州訪問看護ステーションは71日、桃のおいしい季節に開設しました。2ヶ月が経った今、たくさんの患者様のご自宅を訪問させて頂いています。

現在訪問させて頂いているお宅に、大きなカキの木があります。枝ぶりもとても立派で、訪問するたびにたくさんの実がだんだんとオレンジに色づいてきて、秋の気配を感じるようになりました。お聞きすると37年前に接ぎ木をしてここまで成長したと伺いました。「孫たちはもう柿はあんまり食べないよ」とおっしゃいますが、今までのご自宅での出来事や、ご家族の歩みなどをとても感じることが出来ました。

「もも・くり3年、カキ8年」とは、果樹を植えたらその実がなるまでに相応の歳月を待たねばならないことから転じて、何事も成就するまでにそれ相応の年月が必要ということわざです。毎回見上げるカキの木を通して、自宅で療養する事の意味を改めて感じました。訪問看護ステーションとして安心して自宅で療養して頂けるような看護の提供ができますよう、まずは「もも」の3年から努力したいと思います。

文責:訪問看護ステーション長

久保田優子

柿の木

 

 

37年も経つと立派!

”もも”便り2号 『ACPをご存知ですか?』

より良く生きることも大切ですが、将来自分がどんな最期を迎えたいか、考えたことはありますか?

最近よくACP(アドバンス・ケア・プランニング)という言葉を耳にします。1990年半ば頃に出てきた考え方で、将来自分で自分の事が決められなくなった時や、最期の迎え方について事前に身近な方と希望について話し合っておくことを意味します。家族だからこそ、何だか話しにくい内容ですね。

ですが、自分が望まない医療等を受けないために、自分が望む最期が迎えられるように、日ごろの何気ない会話が大切になります。

 例えば・・・家の草木を眺めながら最期の日を迎えたい

      最期は無理な治療はしないで自然に任せたい

改まって話し合う必要はないのかもしれません。日ごろの会話から、その方が望む自分の将来についてお互いに知っておくことが大事だと思います。

また、文書として残しておくと、残された家族は色々な事について迷わずにすみます。以前関わった患者様は葬儀の手配、連絡すべき方、葬儀中に流す曲まで全て文書にしてご家族に残されておられた方がいました。

皆さんも一度、大事な方と話し合ってみませんか?

文責:久保田 優子

 

引用:NIKKEI STYLE-日本経済新聞

“もも”便り 第1号 『ももの由来について』

当訪問看護ステーションに“もも”の名前をつけた理由をお話しします。

ももと聞くと、何をイメージされますか?

ももの節句、桃太郎の鬼退治、桃源郷などなど様々なイメージがありますが、すべて“もも”が表す意味からきています。

”もも”は、命そのものを表しており、命を楽しむという意味があります。女の子の節句であるひな祭りに桃の花を飾るのは、生命力を象徴しており、健康に育つようにとの願いが込められています。また桃から生まれる桃太郎も生命の誕生を意味しています。桃源郷はあらゆる命があふれる理想郷として桃の林が描かれています。

私たちは“もも”が表すおひとりおひとりの命を大事にし、一緒に歩むお手伝いをしていきたいとの願いから、“もも”と名付けました。

これからも、“もも”をよろしくお願いいたします。

文責:久保田優子

”もも”