都城市 三州病院

(財)日本医療機能評価機構認定施設

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緩和ケア病棟 さくら便り

さくら便り 8月号「睡眠の大切さ~質のいい睡眠をとるための工夫~

 日を追うごとに夏らしくなるこの頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。体調を崩されていないでしょうか。
 さて、今回のさくら便りでは、「睡眠について」ご紹介させていただきます。睡眠の代表的な効果は、心身ともに疲労を回復させることです。睡眠のリズムの中で深い睡眠(ノンレム睡眠)が得られるほど、体内の修復や回復を促す成長ホルモンが分泌され、体内での代謝活動が促進されます。脳も休まり、自律神経の働きが整うため、ストレスからの回復・耐性も向上するという大切な役割もあります。
 そこで、質のいい睡眠をとるためにいくつか工夫できることをご紹介しますので、ぜひ試してみてください。

  1. 就寝3時間前に夕食を済ませる
  2. 寝る前に温かい飲み物で眠気を促す
  3. ぬるめの湯船につかる
  4. リラックスできる音楽を聴く
  5. リラックスできる好きな香り、アロマを焚く
  6. 室温・光で心地よい空間を作る

皆様もぜひ睡眠をしっかり取り、暑い夏を乗り越えましょう。

文責:在宅・緩和ケア委員会
相葉 友貴

さくら便り 春号 「かたつむり勉強会」のご紹介

 当院の中庭のさくらは例年に比して早く開花しました。病院スタッフや患者様も、うすいピンクの花を眺め癒されています。
 今回のさくら便りは、緩和ケア病棟の「かたつむり勉強会」についてお話させて頂きます。「かたつむり勉強会」は2000年、当院の緩和ケア病棟開設から現在に至るまで継続して行われている院内勉強会です。
 変わった名前の勉強会ですが「かたつむり」の様に、くるくる何回も何回も繰り返し、ゆっくりではありますが少しずつ前に進むという意味が込められています。
 緩和ケア病棟医長の横山晶子医師や看護師長が「全人的ケア」に添って、「呼吸困難感、痛み、吐き気などの症状緩和や心のケア」など種々の講義を行います。患者様や近くで見守るご家族の辛い症状や思いについて学ぶ事が、患者様へのケアに繋がっていると感じています。
 コロナウイルス感染症対策で、かたつむり勉強会の開催が不定期となっていますが、待ちわびていたスタッフからは「かたつむり勉強会があるから、また頑張ろうという気持ちになった」という言葉も聞かれます。
 これからも「かたつむり」のように何回も繰り返し、ゆっくりではありますが、歩みながら進んでいきたいと思っております。

          在宅・緩和ケア委員会 松山 靖子

きれいに梅が咲きました桜の花も満開です
かたつむり勉強会の風景

さくら便り 2022年 新春号『訪問看護をご存知ですか?』

 新年あけましておめでとうございます。昨年はコロナ対策として我慢の一年でした。今年はウィズコロナとして、新たな生活様式を継続する年になりそうですね。
 コロナウイルスの感染が広がりを見せる中、入院を勧めても断られることが増えました。面会禁止が長く続き、家族と会えない辛さから、患者さまもご家族も入院に二の足を踏まれていたのです。当院では自宅で療養される患者さまに対して、訪問看護という制度をご提案しております。がんを患う患者さまは、様々な症状が出現し、時に急を要する状態になることもあります。
 訪問看護を定期的に利用されると、普段の様子を把握しつつ、その時の症状に応じた生活の工夫や薬剤の使用方法のご説明、日常的なケア(点滴や入浴介助、医療処置など)を受けることができます。そして24時間いつでも連絡がつき、必要な時には夜間や休日であっても駆けつけることができるので、患者さまが安心して療養を続ける際にとても喜ばれております。医療機関と違い制限はありますが、工夫次第で入院中と同じような医療を自宅で受けることができます。また、状態に変化が見られた場合は、速やかに主治医と相談することができ、適切な対応につなげられるのも、当院併設の訪問看護の利点だと思います。
 ご利用に関しましては、ホームページに詳細を記載しておりますのでご参照ください。ご相談も随時受け付けております。

訪問看護ステーション長 久保田優子

安心して自宅で療養できるよう心を込めて看護を行っています
今年一年が良い年になりますように3Fさくらホールの鏡もち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さくら便り12月号 「この一年を振りかえって」~今年こころに残ったことを言葉にして~

 師走となり、寒さの身にしみる季節となりましたが、皆さま体調はいかがでしょうか?今年も新型コロナウイルス感染拡大で不安を抱えながらの生活を送られた方々も多かったと思います。患者様は、ご家族と会えない状況が続く中、ガラス越しでご家族と会っていただきました。11月に入り幸い、コロナ感染拡大警報レベルが0となり、面会制限を一部解除し感染予防に注意しながら、面会出来るようになりました。コロナ第6波も考えられる中ですが、ガラス越し面会は継続しながら、ご家族と会える喜びの時間を大切にしていきたいと思います。
 病棟では、看護師各々が「今年心に残ったこと」を発表する場を設けています。患者様・ご家族より多くの事を教えて頂きました。その思い出やそれぞれ大切にしている思い、患者様やご遺族から頂いた言葉などを語っていきます。
 その語りの中から、改めて患者様・ご家族の思いが伝わってきます。側でお世話させて頂いている事に感謝し、今後もこの気持ちを忘れずに、患者様・ご家族の思いの寄り添える看護が出来るよう、学びを深めていきたいと思います。

文責:松山靖子

大きなクリスマスツリーを見て皆さん喜ばれます時にはピアノコンサートでゆったりとした時間を過ごします
「私の心に残っていることは…」1年を振り返り、思いを語ります

寒い中、4階のテラスに咲いています

さくら便り10月号 『緩和ケア病棟での手浴体験』

 朝晩過ごしやすくなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目で、体調など崩されていませんか?
 今回は緩和ケア病棟でのケアについてご紹介したいと思います。私たちは患者様に手浴や足浴(手や足をきれいに洗う)など清潔を保つお手伝いをさせていただくことがあります。普段のケアをスタッフ自身が体験し、日々の患者様のケアに活かしていく目的で、スタッフ間で手浴体験を行いました。
 好きなアロマオイルを使用し手浴を行い、手浴中にマッサージを行いました。体験したスタッフからは「気持ちよかった。とてもリラックスでき、不安の軽減にもつながると思った。アロマが気持ちよかった」との感想があがりました。
 今回の体験は、患者様やご家族に心地よいケアが提供できるように考える貴重な時間となり、今後の看護ケアに活かしていきたいと思います。

緩和ケア病棟師長 園田 智美

手浴体験をしました

 

さくら便り 8月号『がんと共に生きること』

 8月に入り暑さも厳しくなって参りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は「がんと共に生きること」についてお便りします。

  現代では、男性は2人に1人、女性は3人に1人が、がんになると言われています。
  定期的な健康診断を行っていても、がんと診断され、手術や抗がん剤治療しても体に病気が残ってしまう場合があります。また、高齢で治療を望まれない方もいらっしゃいます。今迄の様に日常生活を送りたいけれど、色々な症状が出るのが不安と思われる方や、どのように過ごして良いのか分からない方は、当院の緩和ケア外来にぜひご相談ください。医療ソーシャルワーカーがお話しを伺い、緩和ケアのご説明や入院療養へのお手伝いをさせて頂きます。

 昨年からのコロナ感染対策により入院の面会が難しいので、最近では、できる限り自宅で家族と共に過ごしたいと希望される方が多い様です。入院・在宅療養などご希望される場所で、さまざまな苦痛を伴う症状に対して、緩和ケア専門医が適切な症状緩和を行います。また、訪問看護や介護保険等の制度を利用して、日常生活が不安なく送れる様に支援致します。
 緩和ケアは、がんと診断された方ならどなたでも相談や診療を受ける事ができますので、がんによる辛い症状や心の辛さのある方は、ぜひ当院へご相談ください。

緩和ケア外来担当 西俣里子

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