都城市 三州病院

(財)日本医療機能評価機構認定施設

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緩和ケア病棟 さくら便り

さくら便り 2020年 6月号

紫陽花の花が色づく季節になりましたが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
今日は、緩和ケア外来から痛みについてお話し致します。
痛みを他の人に伝えることは難しいことですが、相手に上手に伝えることが、痛みを早く、軽くする近道です。

6つのポイントで、医師や看護師、薬剤師に状態を伝えて下さい
 ●体のどこが痛みますか?
 ●痛みの強さはどの位ですか?(最も強い痛みを10として、0~10の数字で表します)
 ●どのような痛みですか?(ズキッ・ズーン・キリキリ・ビリビリ・ジンジン等)
 ●どの様な時に痛みが強くなりますか?(食事・動いた時・排便等)
 ●お薬以外にどの様にすると痛みが和らぎますか?(安静・温める・マッサージ等)
 ●痛みが強くなる時間帯が決まっていますか?(夜間・朝方等)
  私達は痛みが少しでも和らげる様にお手伝い致します。

 

あなたの痛みはどれくらいですか?

緩和・在宅ケア委員会
西俣 里子

今年も三州病院の中庭に綺麗な桜が咲きました

毎年、患者さまと面会に来られたご家族は中庭の桜を楽しまれていましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で散歩や面会が制限され、このきれいな桜を見る事が出来ませんでした。
どうにかしてこの桜をみて頂きたいという思いから、ボランティア委員会の提案でお茶会の代わりに、私達のとびきりの笑顔と一緒に満開の桜の写真をお食事のお膳に添え、桜を楽しんでもらいました。
患者さまと一緒に写真を見て季節を感じたり、思い出話をしたりと、私たちも良い時間を過ごさせて頂きました。
来年は写真だけでなく、患者さま、ご家族と一緒に中庭で桜を見られるように願っています。

緩和・在宅ケア委員会

 

今年、中庭に咲いた桜

 

患者さまと一緒に桜を見ました

2019年 12月の緩和ケア病棟見学会は終了しました

 

緩和ケア病棟を知っていただくことを目的に、当院緩和ケア病棟の見学会を毎月開催することになりました。『緩和ケアについて知りたい』、『緩和ケア病棟を見学したい』、『緩和ケア病棟について知りたい』、『緩和ケアを受けたい』、がんによる辛い症状で困っている患者様やご家族など、ぜひご参加下さい。

 開催要項は以下をご参照下さい。*病棟見学会は終了しました

 

対象者:  地域住民の皆様、医療・介護職の方

開催日:  毎月 第2金曜日   *病棟見学会は終了しました

12月13日(金曜) 14時~15時

募集人数:  5名

申し込み方法: 完全予約制

   申し込み希望の方は、電話、FAXでお申し込み下さい。

        来院時の申し込みも受け付けております。

 

担当者:  緩和ケア病棟 師長 園田智美

 

連絡先:  三州病院  電話番号 (0986)22―0230

            FAX  (0986)22-0309

緩和ケア病棟見学会のお知らせ 終了しました

緩和ケア病棟を知っていただくことを目的に、当院緩和ケア病棟の見学会を毎月開催することになりました。『緩和ケアについて知りたい』、『緩和ケア病棟を見学したい』、『緩和ケア病棟について知りたい』、『緩和ケアを受けたい』、がんによる辛い症状で困っている患者様やご家族など、ぜひご参加下さい。

 開催要項は以下をご参照下さい。

 

対象者:         地域住民の皆様、医療・介護職の方

開催日:          毎月 第2金曜日    

                      8月9日(金曜) 14時~15時

募集人数:       5名

申し込み方法: 完全予約制

                    申し込み希望の方は、電話、FAXでお申し込み下さい。

        来院時の申し込みも受け付けております。

 

担当者:          緩和ケア病棟 師長 園田智美

       

連絡先:          三州病院  電話番号 (0986)22―0230

                    FAX  (0986)22-0309

さくら便り 7月号

 

7月に入り、当院でも七夕を飾りました。

笹の葉に吊るした五色の短冊や飾りは、とても鮮やかです。

療養されている方やご家族が、夏や星空などの季節感を、少しでも感じてもらえればと思います。

 

今回の豆知識は、医療用麻薬についてお話し致します。

☆ 麻薬と言っても医療用なので、正しく使用すれば中毒になる心配はありません。

☆ 沢山の種類がありますが、痛みや本人の状態に合わせてお薬を選びます。

    そして痛みなく日常生活が送れる様に、お薬を調整したり変更したりしていきます。

☆ 便秘や吐き気など副作用が予想される場合は、副作用の予防も同時に行います。

☆ お薬はその方の状態に合わせて成分・分量などを選んでいますので、

    お薬の量と飲む時間を守ることが大切です。

    自分の判断でお薬を中止したりせずに、必ず医師に相談して下さい。

 

緩和・在宅ケア委員会

西俣 里子

 

七夕を飾りました

 

願いをのせて

さくら便り 2019年 3月号

 3月に入り、寒さも和らいできました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

桜の蕾もふくらみ、だんだん春が近づいてきましたね。当院の桜も開花を待ちわびているようです。

 先日は病棟に雛壇が飾ってありましたので、病棟の日常風景をご紹介します。

 病棟には季節の飾り物がたくさんあります。バレンタイン、ひな祭り、七夕、クリスマスなど季節を感じることができるよう工夫されています。興味のあるかたは見学会にご参加下さい。

 今日は、痛みについて豆知識をご紹介いたします。痛みが強い場合にモルヒネなどの医療用麻薬を使用する場合があります。患者様やご家族から「それを使うってことは最期の手段?」「モルヒネは寿命を縮める?」などのご質問をいただきますので、医療用麻薬についてご紹介いたします。

 

Q.「それを使うってことは最期の手段?」

A. 医療用麻薬とは、痛みの治療に使われる麻薬です。もちろん医療用ですので、適切に使用すれば安全なお薬です。癌の進行に伴い痛みが強くなる場合はありますが、“最後のお薬”というわけではありません。痛みが強い場合は始めから使用する場合もあります。日常生活を快適に過ごす為に、痛みを取ることがとても大事です。

 

Q.「モルヒネは寿命を縮める?」

A.モルヒネの使用は命の長さに影響しません。

 

 痛みを取るために、痛みについて看護師に知らせたり、我慢しないことが大切です。

 痛みがある際は遠慮なくお話し下さいね。

緩和ケア病棟主任/緩和・在宅ケア委員会 

竹下 智美

ひな祭りの飾りつけをしました

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