緩和ケアは終末期医療というイメージも未だ強く、緩和ケアを受けることに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。皆さまは緩和ケアにどのようなイメージをお持ちですか?
緩和ケアでは、がんに伴う痛みなどの症状緩和を積極的に行います。必要に応じて輸血や腹水を抜くなどし、症状を軽快して生活の質を高めるようにお手伝いします。
また、緩和ケアに移られるにあたり、「さまざまな治療を経てやっと安心できた」、「緩和ケアをまだ受け入れられない」など、それぞれの想いを伺い、それぞれの意思決定を支えるのも緩和ケアです。
ご本人の希望する場で緩和ケアは受けられます。外来やご自宅でも可能です。ご自宅での生活や症状緩和が不安なときは訪問看護もあります。
緩和ケアは、その人がその人らしく、より良く生きるための医療とケアです。どうぞご気軽にご相談ください。
緩和ケア・在宅委員会 岩満 香織
クリスマス会も毎年行っています