日時:平成30年8月17日(金)15:00~16:00
講師:当院 院長 横山 憲三 先生
今月で記念すべき200回目を迎えた三州健康教室は、当院の院長 横山 憲三 先生より、「便秘と肛門疾患のお話」のテーマでご講演頂きました。
便秘とは、排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態をいいます。さらに、便の性状や残便感、排便困難などの症状がある場合は、便秘症という診断がされます。この便秘症が6ヶ月以上続くと慢性便秘症ということになります。
便秘の治療としては、薬剤による治療が主となります。便を柔らかくする下剤から腸を刺激することで排便を促す薬剤まで、その種類は多岐に渡ります。その中で、ひとり一人の原因に応じた最適な選択をしていきます。
最後のまとめでは、便秘治療の三原則「朝食後はトイレに行く」「間食をしない」「薬を指示通りに服用する」、そして、「快食・快便・快眠」を得られるよう便秘と向き合っていくことが大切だということが学べたのではないでしょうか。
講演終了後には、200回を記念して参加者に記念品の贈呈を行いました。
これからも、地域の皆様の健康増進の一役となれるよう、そして次の100回を迎えられるよう、充実した健康教室を開催して参ります。
三州健康教室委員会□
委員長:原崎 礼子