理事長ごあいさつ
明けましておめでとうございます。
昨年は新型コロナウイルス感染症に心配し、振り回された1年でした。（宮崎県は感染者6139人、死亡者41人でした。）
当院においても新型コロナウイルス感染症対策に翻弄された1年でしたが、患者・ご家族さまのご理解とご協力により、クラスターが発生することなく、例年とほとんど変わらない診療を行うことが出来ました。
今年は、昨年4月より院長として就任された新地院長を中心に、病院の運営・診療体制の強化に向けてスタッフ一同なお一層取り組んで参ります。外来患者さんを検査で待たせない、手術・化学療法の増加に応じられるなど、外来検査・手術体制の充実をはかります。
病院の医療方針である、“診断から治療・緩和ケアまで一貫した医療を行います”を目標に、検査・治療はもとより、外来・病棟・看護スタッフのトライアングルを一層充実させます。
これらの事が充実できるように、スキルアップ・ワークライフバランスに取り組んで参ります。
当院の基本理念“患者さま中心の質の高い医療”に一歩でも近づくべく、さらに努力して参ります。
今年も宜しくお願い致します。
医療法人 倫生会 理事長
横山 憲三
倫生会 基本理念
「患者さま中心の質の高い医療の提供」
三州病院 医療方針
1.消化器・循環器・乳腺・肛門疾患を中心に質の高い医療の提供を行います。
2.疾患の予防、的確な診断・治療、および緩和ケアまで、一貫した医療を行います。
3.患者・家族のニーズに沿った医療と緩和ケアに積極的に取り組みます。
 |  |
| 医療法人 倫生会 三州病院 | 医療法人 倫生会 理事長 横山 憲三 |
病院長ごあいさつ
| 新年あけましておめでとうございます。私は昨年4月1日より医療法人倫生会三州病院長に就任いたしました。 私は1985年鹿児島大学医学部を卒業後、同大学第一外科（現在の消化器・乳腺甲状腺外科）に入局し、長年胃・大腸・肛門および胆石・すい臓疾患の手術に携わって来ました。とくに胆石症やすい臓がんについては専門的に診断と治療（手術や抗がん剤、放射線治療）を行って来ました。 三州病院は消化器・乳腺・肛門・高血圧・心臓疾患のほかに、整形外科・糖尿病・肝臓専門外来を開設しております。乳腺（乳がん）・肛門疾患（痔核、痔瘻）・ヘルニア（脱腸）・胆石症などを中心に多くの手術を行っております。また、胃がん、大腸がんなどの手術も行っており、ほとんどの方が体に優しい内視鏡手術・腹腔鏡手術で治療しており、早期に退院されております。 |  新地 洋之 院長 |
近隣施設からのご紹介も増え、厚く御礼申し上げます。今年は、肛門外来、便秘外来に加え、胆石外来、ヘルニア外来も新設します。お気軽にお問い合わせください。
本年も当院の専門外来である消化器、乳腺、ヘルニア、肛門疾患、心臓、高血圧、緩和ケア・訪問看護ステーションを中心に、手術、化学療法を積極的に行ってまいります。
質の高い医療とともに患者様に寄り添う心温まる優しい医療をご提供し、地域の方々に信頼される病院を目指して行きたいと思っております。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
三州病院 院長
新地 洋之
総看護師長ごあいさつ
| 未曾有の新型コロナウイルス感染症の拡大は、第４波・５波と宮崎県も緊急事態宣言・感染拡大警報レベル４の状況となりました。医療現場での、コロナ禍での面会制限や３密を避けた生活様式の長期化は、人と人との距離だけでなく人との繋がりや医療の在り方を大きく変えました。緩和ケア病棟では、面会が制限され、感染拡大地域からのご家族の面会が難しい状況がありましたが、付き添いや防護服での面会など工夫し、限られた時間の中だからこそ、患者様やご家族の「会いたい人（大切な人）に会っていただく」事を大切に、取り組んだ１年でした。 |  総看護師長 中村 千鶴 |
2022年は、十二支の３番手となる寅年、36年に１回の五黄の寅年とも言われ、運気が強く「動く」年でもあります。昨年4月から新地洋之院長（前・鹿児島大学医学部教授）の新しい体制となりましたので、基本理念の「患者様中心の質の高い医療の提供」を目指し、大きく動く飛躍の年にしたいと思います。
疾患の診断・治療、緩和ケアから在宅医療まで「三州病院だからこそできる途切れのない医療」を幅広く行っていきます。また、訪問看護ステーション「もも」は、開設５年目を迎えます。感染症拡大で変化した時代にあっても、ウイズコロナで医療機関と在宅を繋ぎ２４時間体制での訪問診療など地域に密着した緩和ケアを実践していきます。私の生れ育った地域の皆様に当院を選んでいただけますように、尽力して参りますので、今年も三州病院をよろしくお願い申し上げます。
総看護師長
中村 千鶴