都城市 三州病院

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お知らせ

花梨のはちみつ漬け

12月に入り、朝夕に冷え込みも厳しくなってきましたが皆さんは体調崩されていませんか?

さて、先月HPに掲載した、

「緩和ケア病棟(すみれ)屋上に花梨(かりん)の実が成りました」

で紹介しました花梨ですが、その後の報告をさせて頂きます。

摘み取った花梨の実ですが、その実をどうしようか考え、調べてみると、花梨の実には”咳止め、痰、喘息などに効果があるアミグダバリンという薬用成分が入っており、花梨に含まれるポリフェノールが、インフルエンザを抑制する効果がある”ことがわかりました。と同時に、”花梨は生で食べると渋いだけでなく、下痢や腹痛の危険性もある”ということが分かりました。なんだか危ない気もしますが、はちみつ漬けにするなどして食すれば問題ないとのことでした。

このように花梨の実を食するためには、はちみつ漬けなどにする必要があります。「はちみつか、、、」と考えていたところ、当院副院長の横山晶子先生が救いの手を差し伸べてくださり、はちみつ漬けにしてくれました。

 

花梨を切ったらこうなりました

晶子先生によると、花梨の実は思ったより硬かったそうで「切った感触はかぼちゃのようだった」とのことでした。

 

はちみつ漬けにした花梨(1F受付前)

 

花梨のはちみつ漬けは2週間ほど漬けると良いそうなので、2週間後に試食会の開催を検討しています。

 

HP/広報誌委員会

冨村 真吾

2019年12月号 免疫力アップで風邪・インフルエンザに負けない体作り

栄養室では食事が治療の一助となるよう「患者様それぞれの状態に適切な食事の提供」の実施に努めています。入院中の食事提供はもちろん外来・入院の患者様への栄養指導や栄養状態の評価など医療スタッフの一員として栄養面からサポートしております。
各病棟の回診にも参加しておりますので食事の事で御不安な事がございましたら声をかけて下さいね。「栄養室便り」では栄養に関する情報を提供しています。

管理栄養士:有村 裕貴子

 

2019年12月号 免疫力アップで風邪・インフルエンザに負けない体作り

今年も残すところあとひと月となりました。寒さも少しずつ厳しくなり、本格的な冬の訪れを感じられるこの時期、風邪やインフルエンザも流行しやすくなります。

今回は、「免疫力アップで風邪・インフルエンザに負けない体作り!」です。

 

細菌や異物から体を守る免疫力。免疫力を高めるには、適度な運動で体力をつけ、十分な休養と睡眠をとりましょう。また食事では、毎食、主食・主菜(魚、肉、卵、大豆製品など)・副菜(野菜、海藻、きのこなど)・その他(果物、乳製品、汁物など)をバランスよく食べることが大切です。

 

免疫力を高める栄養素

 

たんぱく質

免疫細胞をつくる材料となります。

肉、魚、卵、大豆製品などに多く含まれます。

 

 

 

 

 

ビタミンA

皮膚や粘膜にある細胞の形成に必要で、粘膜を保護し、ウイルスの侵入を防ぐのに役立ちます。

レバーや緑黄色野菜(人参、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草)、卵、ウナギなどに多く含まれます。炒めものにしたりドレッシングをかけたりして、油と一緒に食べると吸収がよくなります。

 

 

 

ビタミンC

白血球の働きを高めて、免疫力をアップします。

野菜(カラーピーマン、ブロッコリー、青葉類)果物(柿、イチゴ、キウイ)などに多く含まれます。

一度にたくさん摂取しても体内には蓄積されず、体外に排出されてしまいます。毎食欠かさずに補給するのが良いでしょうまた加熱に弱いので、手早く調理して食べるようにすると効率よく摂取できます。

 

 

ビタミンE

全身の血行をよくし、免疫細胞の老化を防ぎます。

ナッツ類(アーモンド、ピーナッツ)、油脂類(ひまわり油、べにばな油)、魚介類(ウナギ、いくら、タコ、かじき)、野菜類(モロヘイヤ、菜の花、かぼちゃ、赤ピーマン)などに多く含まれます。

ビタミンCを多く含む食品と一緒に摂取すると効果がアップします。

 

 

発酵食品

発酵食品(ヨーグルト、乳酸菌飲料、納豆、味噌など)には、腸の善玉菌を増やす働きがあります。善玉菌が増えることで腸内環境が整うと免疫細胞の働きが高まります。

 

 

 

 

管理栄養士:有村 裕貴子

 

 

2019年11月号 食欲の秋~食べ過ぎないためのコツ~

夕暮れがずいぶんと早くなり、秋も深まり紅葉が目を楽しませてくれる季節となりました。

秋と言えば食欲の秋!この時期美味しい食べ物がたくさん収穫され、ついつい食べも過ぎてしまうこともあるかもしれません。そこで今回は「食欲の秋~食べ過ぎないためのコツ~」についてのお話です。

 

秋に食欲が増すのはなぜ?

夏バテの回復

秋になり涼しくなると暑さで弱っていた体力が回復し、胃腸の調子を取り戻します。

 

気温の低下によって基礎代謝が上がる

寒さから身を守るため体温を保つために多くのエネルギーが必要となりエネルギー源を確保するために食欲が増します。

 

味覚の記憶

秋は食べ物がたくさん収穫され、旬の食材が豊富です。以前食べた味の記憶から自然と食欲がわきます。

 

 

食べ過ぎないためのコツ

よく噛んで食べる

よく噛むことで満腹中枢が刺激され、満腹感が高まります。噛みごたえのある食材を使ったり、食材を大きめに切るなどして、ひと口30回を目安に噛みましょう。

 

ゆっくり食べる

脳の満腹中枢が働くまで、食事を始めて15分ほどかかると言われています。ですから、早食いをすると脳が満腹と感じるまでに食べ過ぎてしまいます。会話を楽しんだり、一呼吸とりながらゆっくり食べることで、食事の量が少なくても満腹感を得られやすくなります。

 

野菜や海藻から食べる

野菜や海藻に多く含まれる食物繊維は、お腹が膨らみやすく、血糖の上昇やコレステロールの吸収を穏やかにする作用があります。

 

 

食べ物が美味しい時期ついつい食べ過ぎてしまいがちです。食べ方を工夫して食欲をコントロールしましょう。

管理栄養士:有村 裕貴子

 

 

2019年10月号 眼に良い食べ物

 

夏の厳しい暑さも、日に日に和らぎ過ごしやすい季節となりました。

10月10日は「目の愛護デー」です

テレビやパソコン、携帯電話などによって、目を使うことが増えています。

 

そこで今月は「目に良い食べ物」についてのお話です。

 

 

ビタミンA

 目の粘膜を守る働きがあります。
   夜盲症予防。

 ビタミンAの多い食品

     人参、かぼちゃ、ほうれん草などの

     緑黄色野菜、

     レバー、ウナギ、チーズ、卵など

 *ビタミンAは油脂類と一緒に食べると
  吸収率がアップします。

 

 

 

ビタミンC

  ビタミンCは目の水晶体に多く含まれています。

  血管を強くする働きがあります。

  目の水晶体の白濁を防ぐ。

  目の老化防止、白内障の予防。

  ビタミンCの多い食品

   イチゴ、みかん、レモンなどの果物類

   ブロッコリー、小松菜、ジャガイモ、

 さつまいもなどの野菜類イモ類

 

 

 

ビタミンB1、B2

  眼精疲労の予防, 目の粘膜を健康に保つ

  ビタミンB1、B2の多い食品

   豆類、豚肉、レバー、うなぎ、種実類

   乳製品、きのこ類

 

 

 

アントシアニン

  アントシアニンは青紫色の天然色素のことです。

  アントシアニンは、ロドプシンの再合成を活性化し、目の疲れをとり、
  視力を回復する効果があります。

  ロドプシンとは、光情報を脳に伝える役割をしています。ロドプシンは光の刺激を受けると
  分解され,再合成されます。アントシアニンは、ロドプシンをつくる助けをします。

  アントシアニンの多い食品

   ブルーベリー、ぶどう、赤じそ、黒豆

 

 

 

 

 

 

目に良い食品を取り入れて、目の健康を保ちましょう!

 

 

 

 

2019年9月号 災害時の食の備え

残暑の中にも、秋の気配が感じられる季節となりました。

9月1日は「防災の日」です。そこで今月は、「災害時の食の備え」についてのお話です。災害に備えて備蓄する食品を見直し、いざという時のために備蓄を心がけることが大切です。

 

<備蓄しておくもの>

備蓄食料品
主食(炭水化物)+主菜(たんぱく質)の組み合わせで、最低でも3日分、できれば1週間程度を確保しましょう。

 


飲料水として、1人当たり1日1リットルの水が必要です。調理等に使用する水を含めると、3リットル程度あれば安心です。

 

 

 

 

主食

米:2㎏の米が1袋あると、約27食分(1食=0.5合=75g)

パン、乾麺(うどん、そば、パスタ)、即席麺、乾パン、シリアル類等

 

 

主菜

肉・魚。豆などの缶詰、レトルト食品、ロングライフ牛乳、豆腐(充填)乾物(鰹節、煮干し、桜エビ等)

 

 

 

その他

梅干し、のり、日持ちする野菜(玉葱、ジャガイモ、乾燥野菜、漬物等)、野菜ジュース、果物缶詰、ドライフルーツ、菓子類(チョコレート、ビスケット等)

※高齢者、乳幼児、慢性疾患の方、介護を要する方、食物アレルギーの方へ配慮した食料品は、別途準備しましょう。

 

 

<食料品以外に準備するもの>

 

カセットコンロ・ボンベ

熱源は、食品を温めたり、簡単な調理に必要です。予備のボンベも忘れずに。

 

 

 

調理器具・食器類

調理器具・食器類以外に、食品包装用ラップやアルミホイルがあれば、食器に敷いて使うことで、食器を洗わずに済むため、水の節約になります。

 

 

 

<ローリングストック法>

普段から少し多めに、食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定の食料を備蓄しておく方法です。

 

 

災害はいつ起こるかわかりません。

日頃から十分な準備をしましょう!

 

文責:栄養管理室長 有村裕貴子

 

 

 

2019年8月号 夏野菜の栄養と選び方

夏本番を迎え、蒸し暑い毎日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今月は「夏野菜の栄養と選び方」についてのお話です。

 

 

 

 

トマト

栄養と働き β‐カロテン、ビタミンC、ビタミンEの3大抗酸化ビタミンを含み、血液を健康にして動脈硬化やがん、老化防止に役立ちます。赤色のもとリコペンには、β‐カロテンやビタミンEよりも強力な抗酸化作用があるといわれています。

選び方 

皮に色むらがなく、ハリとツヤがあり、ヘタの緑色が濃くてピンとしていてずっしりと重いものがよいです。

 

 

 

キュウリ

栄養と働き 成分の約95%が水分で、体を冷やす作用があります。またカリウムを多く含んでおり、余分な塩分を排出してくれます。利尿作用があるので、むくみの解消にも効果的です。

選び方 

全体にツヤとハリがあり、色が濃く重みがあり、太さが均一なものがよいです。表面のトゲが硬くゴツゴツとしているものが新鮮です。

 

 

 

ピーマン

栄養と働き ビタミンCが多く含まれており、風邪の予防や疲労回復、肌荒れなどに効果があります。ピーマンの香り成分であるピラジンには、血液をサラサラにする効果があります。

選び方 

へたの緑が鮮やかで切り口がみずみずしく黒く変色していないもので、皮の表面がツヤツヤしてはりがあるものがよいです。

 

 

 

ニラ

栄養と働き 抗酸化作用のあるカロテン、ビタミンC、骨や歯を丈夫にし、骨粗しょう症を予防するカルシウムを多く含んでいます。ねぎ類に共通して含まれる香り成分アリシンは、疲労回復のあるビタミンB₁の吸収を高める効果があり、豚肉や大豆製品と一緒に料理するとより効率的に栄養を摂取できます。

選び方 

葉の緑色が濃く、葉先までピンとしていて、葉の幅が広く肉厚なものがよいです。

 

 

 

ナス

栄養と働き 90%以上が水分で、体を冷やす作用があります。皮の色素ナスニン(ポリフェノールの一種)は抗酸化作用があり、動脈硬化や高血圧など生活習慣病の予防になります。

選び方 

色が濃く、ツヤとハリがあるもの。ヘタの切り口が新しく、ガクについているとげがするどいものがよいです。

 

 

陽ざしをたっぷり浴びた夏野菜を食べて、夏を元気に乗り切りましょう

 

2019年7月号 熱中症予防

 

暑さも日に日に増していき、本格的な夏の季節を感じる頃となりました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今月は、「熱中症予防」についてのお話です。

 

 熱中症とは?

高温多湿な環境に対して、身体の体温調節がうまく働かなくなり、体温上昇、めまい、ひどいときにはけいれんや意識の異常など、様々な障害をおこす症状のことで、室内外に問わず起こります。

 

 日常生活での対策

  水分補給

喉が渇いたと感じる前にこまめに水分を摂りましょう。スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にもつながります。

 

 

  バランスの良い食事

暑くなると、食欲が低下して、麺類やパンなど簡単な食事になりがちですが、食事はバランスよく1日3食しっかり摂ることが大切です。

  通気性のよい衣服の着用

体に熱がこもらないよう通気性のよい、吸水性・速乾性のある衣類を着用しましょう。また外出する際は帽子をかぶるなどして直射日光を避けましょう。

  気温や湿度に注意

室温を確認して、扇風機やエアコンを使って温度調節をしましょう。またこまめな換気、すだれ、遮光カーテンを使用するなどの工夫をしましょう。

  十分な睡眠と休養

エアコンや扇風機を上手に使用し、通気性・吸水性の良い寝具使って睡眠環境を整え、十分な睡眠と休養をとりましょう。

 

 熱中症予防に必要な栄養素

  カリウム

カリウムは細胞内液に多く含まれており、ナトリウムと共に細胞の浸透圧を調節する役割を担っています。またナトリウムによる血圧上昇を抑制、筋肉の働きをよくする等の役割を担っています。

カリウムを多く含む食品・・・海藻、果物、野菜類、いも類、豆類

 

 

  ビタミンB1

糖質をエネルギーに変える時に使われるため、疲労回復に期待ができるビタミンです。

ビタミンB1を多く含む食品・・・豚肉、大豆、ウナギ、玄米、きのこ類

 

 

 

  ビタミンC

体内の酸化を抑えてくれる抗酸化作用があり、細胞の状態を正常に保ってくれます。

ビタミンCを多く含む食品・・・レモン、アセロラ、ジャガイモ、サツマイモ

 

 

  

 

  クエン酸

梅干しやレモンなどに多く含まれる酸味の主成分です。

疲労の原因となる乳酸の蓄積を防いでくれます。またミネラルの吸収を助けるはたらきのあり、脱水症状を改善します。

クエン酸を多く含む食品・・・梅干し、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、酢

 

 

文責:栄養管理室長 有村裕貴子

 

 

緩和ケア病棟(すみれ)屋上に花梨(かりん)の実が成りました

 当院、緩和ケア病棟(すみれ)の屋上には、患者さまが入院中でも自然を感じられるように庭園が設けられており、様々な木や花が植えられています。今年は幸いにも台風の影響も無く、花梨の木が実を付けました。

 花梨は10月から12月に実を付ける落葉樹で、その実は古くから薬用として用いられ、今でものど飴や化粧水などにも使われています。

 11月に入り、朝夕の冷え込みと共に季節の移り変わりを感じますが、植物も季節を感じて実を付けるのだなあと感じました。

 季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。皆さまも風邪などひかないよう、お気を付け下さい。

文責:冨村 真吾

 

すみれ病棟屋上の花梨の木

 

実をつけるのに7・8年かかるそうです

緩和ケア病棟家族会を終えて 

10月19日(土曜日)爽やかな秋晴れの中、家族会が開催されました。

 家族会は、大切なご家族を看取られたご家族をお招きして、患者様との思い出やご家族のお気持ちなどを語りながら、ご家族の辛さが少しでも和らげたらと、毎年開催しております。

 当日は、ピアノ演奏や会場の花飾り、アロマなどでご家族をお迎えしました。各テーブルごとに受け持ち看護師より患者様のご紹介を行い、看護師やご家族と当時の思い出や今のお気持ち、近況などを笑ったり涙したりしながら語り合いました。あっという間に過ぎたご家族との時間でした。

 参加されたご家族からは「気持ちが軽くなりました。来て良かったです」「病院の前を通るのも辛かったけど、明日から一歩踏み出せそうな気がします」などの感想をいただきました。

 私たちは患者様だけでなく、ご家族の辛さや不安にも寄り添い、少しでもご家族のお気持ちが軽くなればと考えております。これからも色々なお気持ちをお話しになられたい時は、いつでも病院に足を運んでいただければと思います。

 

緩和ケア病棟師長 

園田 智美

緩和ケア病棟医長 横山晶子による挨拶

 

笑ったり、泣いたりしながらお話をしました

三州健康教室 土屋和代先生による「乳がんのお話」の講演を行いました

講師は、宮崎大学 乳腺外科 土屋和代 先生でした。

9月13日開催した健康教室は、「乳がんのお話」で、69名(定員60名)の多くの方が参加されました。

講演には、男性の参加者もあり乳癌への関心の高さが感じられました。皆さん熱心にメモを取る姿や講演後の質問もあり、「治療に必要な費用のことがよくわかりました」との感想が聞かれました。

 

講演終了後のアンケートでは、以下のようなご意見をいただきました。

・一人で悩んでいましたが、自分の乳がんは良い方だと思い元気が出ました。

・お金のことが心配でしたが、ユーモアを入れたお話で分かりやすく、勉強になりました。

・検診(自己検診も含め)の大切さが改めて分かりました。

                               

 

次回は、11月15日(金)「家で過ごすこと」を予定しています。参加ご希望の方は、当院までご連絡下さいますようお願い致します。

 

健康教室委員会 委員長

原崎 礼子

 

土屋和代先生による講演

 

多くの方に参加して頂きました

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