暖かい日が多くなり、春の足音がしっかりと聞こえ始めましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
当院の桜も開花したなと思っていたら、春の訪れを告げるようにあっという間に満開となりました。
桜はバラ科の植物で花言葉は「優雅な女性」、見ごろは10日~2週間程です。
日本で桜の花見を始めたのは嵯峨天皇で、天皇家の中には桜町天皇や後桜町天皇など名前に桜が付く天皇もいらっしゃたそうです。ちなみに後桜町天皇は日本最後の女性天皇となりました。
日本人に古くから愛される桜ですが、開花する前年の夏には、冬芽(とうが)の中でスタンバイして半年以上も咲き誇る日を待っているそうです。(*冬芽とは葉を落とした枝についているカプセル状のもので、冬芽の中には小さく折りたたまれた葉や花の蕾が入っています。)
桜も美しい花を咲かせるために半年以上も前から準備していると思うと何事にも準備が必要だと感じさせられます。
2019年からコロナウイルスの影響で花見を始め、様々なイベントや院内行事が中止となりました。ですが、いつか花咲く日のために冬芽のようにしっかりと準備を行って参ります。
HP/広報誌委員会
冨村 真吾
下から見た桜 | 病室からも花見ができます |