当院では、院内教育の必須研修として医療安全研修を年2回実施しております。
今回は医療安全対策として、「針刺し事故防止」をテーマに行いました。
研修は、安全機能装置付き器具や、針捨てボックスの使用法など「針刺し事故対策マニュアル」に沿って事故防止対策の具体例を紹介しました。又、実際の場面設定シュミレーションを行い、針刺し事故防止の為の行動を振り返りました。事故のない安全な医療を提供していくためには、医療従事者一人ひとりが危機意識を持ち、医療事故防止の必要性・重要性を認識し努めなければいけない事を学びました。
実習に来られている看護学生さんから「予防対策を身につけて自分自身を守る。又その場面にいる時や職員・患者を守る為にも『危ないと感じる事』が大切であると学びました」と感想をもらいました。
三州病院では、安全な医療の為に医療安全委員会を中心とし、病院全体で組織的な安全対策の取り組みや、個々の安全確認の徹底と行い、適切かつ安全な医療の提供に努めております。
医療安全委員会 今村美春
実際の場面を想定して研修を行いました