去る9月30日(土)、当院が事務局となっている都城緩和ケア研究会をみやざきホスピス緩和ケアネットワークとの合同で開催致しました。
今年のテーマを「緩和ケアの広がりと家族の在り方」と題し、124名のご参加、7つの演題発表を頂きました。また今回は、国立長寿医療研究センターより西川満則先生をお招きし、「地域におけるアドバンス・ケア・プランニング(ACP)」をテーマにACPの有用性、必要なアプローチ等について基調講演を頂きました。認知症を始めとした自己決定の難しい患者様との関わり方は医療職・福祉職のみならずご家族も関心のある所かと思われます。日々の何気ない会話の中から患者様の本心をすくい上げ、患者様がどのように過ごしていくことが最善なのかを身近な立場の者同士が話し合っていくことが重要であると学ばせて頂きました。
今後も地域の皆様と共に考えていける研究会となるよう企画していきます。ご協力・ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
都城緩和ケア研究会事務局□
医療相談員:柳田 純志