都城市 三州病院

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三州健康教室

乳がんのお話

日時:平成29年9月22日(金)15:00~16:00
講師:当院 院長 横山 憲三 先生

今月の三州健康教室は、当院院長横山憲三先生より「乳がんのお話」をご講演頂きました。

院長は、乳腺、肛門疾患(痔)・消化器疾患を専門とされており、当院の乳がん検診を一機に担っておられます。また、当院は以前より、都城北諸地区の乳がん検診施設の中核として1次健診はもとより2次精査指定病院となっています。ただ、都城市における乳がん検診率は全国平均を下回っている現状があるため、健康教室では、「乳がんのお話」を毎年話され、乳がんに対する知識と自己検診の啓発活動に力を入れています。

当院の乳腺外来では、全国の乳がん発見率が0.31%に対し、昨年度4.28%となっている事、過去5年間162人の乳がん診断のうち78%がstageⅠ・Ⅱで診断され、5年生存率も83%となっており、いかに早期発見が大切かについて話されました。

今回は、乳がんを早期発見するために必要な自己検診ポイントを、「乳がん視触診モデル」を導入し、実際にシコリや皮膚の変化を参加者の方々に触って体験して頂きました。

視触診モデルは、乳がんによって生じるシコリやえくぼ症状に限らず、腋窩リンパ節の腫脹、乳頭の陥没、皮膚の変化に至るまでリアルに再現した精密型モデルです。参加者の皆様からは、「直接触れられ自己検診が必要な事を体感できた」「今後の自己検診に活かしたい」という感想を頂きました。

乳がん検診・診察ご希望の方がおられましたら、ぜひご相談ください。

第189回三州健康教室『乳がんのお話』

三州健康教室委員会□□□□□
委員長・外来師長:今村美春

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