都城市 三州病院

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さくら便り

さくら便り 2019年 3月号

 3月に入り、寒さも和らいできました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

桜の蕾もふくらみ、だんだん春が近づいてきましたね。当院の桜も開花を待ちわびているようです。

 先日は病棟に雛壇が飾ってありましたので、病棟の日常風景をご紹介します。

 病棟には季節の飾り物がたくさんあります。バレンタイン、ひな祭り、七夕、クリスマスなど季節を感じることができるよう工夫されています。興味のあるかたは見学会にご参加下さい。

 今日は、痛みについて豆知識をご紹介いたします。痛みが強い場合にモルヒネなどの医療用麻薬を使用する場合があります。患者様やご家族から「それを使うってことは最期の手段?」「モルヒネは寿命を縮める?」などのご質問をいただきますので、医療用麻薬についてご紹介いたします。

 

Q.「それを使うってことは最期の手段?」

A. 医療用麻薬とは、痛みの治療に使われる麻薬です。もちろん医療用ですので、適切に使用すれば安全なお薬です。癌の進行に伴い痛みが強くなる場合はありますが、“最後のお薬”というわけではありません。痛みが強い場合は始めから使用する場合もあります。日常生活を快適に過ごす為に、痛みを取ることがとても大事です。

 

Q.「モルヒネは寿命を縮める?」

A.モルヒネの使用は命の長さに影響しません。

 

 痛みを取るために、痛みについて看護師に知らせたり、我慢しないことが大切です。

 痛みがある際は遠慮なくお話し下さいね。

緩和ケア病棟主任/緩和・在宅ケア委員会 

竹下 智美

ひな祭りの飾りつけをしました

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