都城市 三州病院

(財)日本医療機能評価機構認定施設

宮崎県都城市花繰町3街区14号 地図

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お知らせ

ハンド・ネイルケア勉強会を開催しました

6月15日、化学療法看護の一環として、患者様向けにハンド・ネイルケアの勉強会を開催しました。4月に開催した頭皮ケア勉強会に引き続き、株式会社アデランスより講師をお招きし、自身で出来るハンドケア、ネイルケアについて講義をしていただきました。

化学療法中の患者様は、手が荒れる、爪が割れやすくなる等、様々な症状が出ることにより、日常生活を送りにくくなります。勉強会では、実際にハンドクリーム・マニキュアを用いて、それぞれケアの方法を患者様と一緒に実践しました。参加者同士でお互いにネイルを塗り合うなど、楽しく学ぶことができました。

後日、参加された患者様より「爪が割れなくなりました」と嬉しそうに報告してくださり、私自身、勉強会を開催して良かったと実感できました。

今後も、患者様の日常生活の一助となるような勉強会を企画・開催していこうと思います。

化学療法委員会:下成

頭皮ケア勉強会とウィッグ試着会を開催しました

4月20日、当院カンファレンス室にて株式会社アデランスより講師をお招きし、化学療法中の頭皮ケアについて勉強会を行いました。実際に悩みを抱えておられる患者様も参加し、実践に即した理解しやすい内容でした。我々医療スタッフにとっても情報を得られる良い機会となりました。

勉強会後は、ウィッグの試着会も行われました。ロングからショートまで準備してあり、皆さん楽しみながらいろいろなタイプを試着されていました。患者様や当院スタッフからの質問もたくさんあり、講師の方もとても熱心に説明して下さいました。予定時間を30分オーバーするほど楽しく、有意義な時間を過ごせました。

今後も、皆様のご要望に沿った、様々な勉強会を企画していこうと思います。

化学療法委員会:原崎

病院機能評価機構から認定を受けました

昨年の10月に受審しました病院機能評価(3rd.G)ですが、無事に認定を頂くことが出来ました。

受審した目的は、地域の患者様へより良い医療を提供しているかを第三者の目を通して客観的に評価して頂く事でした。昨年1年間はその準備に追われ、改めて三州病院の良さやもっと努力すべき点などを把握する良い機会となりました。その結果として、例年よりも立派な認定証を頂けて、職員一同大変喜んでいます。この認定証に恥じぬよう、これからも地域の皆様への質の高い医療の提供を目指していきたいと思います。

日本医療機能評価機構より審査結果報告書が一般公開されておりますので、ご覧ください。
審査結果報告書(3rd.G)

急性期看護師長:久保田

新年のあいさつ

理事長・院長あいさつ

明けましておめでとうございます。新たな気持ちで新年をお迎えと存じます。

トランプ大統領、プーチン大統領、習近平国家主席の3人が地球を支配する‘17になりましたね。自分の考え(感情)だけで自国民を支配、他国と紛争をおこす怖い時代の幕開けにならなければと危惧しています。我が国も他国からの脅威(侵略)に備えるとの名目で軍備拡張に突っ走るのかな?福祉・医療・教育に税金を使わなければいけないのに軍事費に取られてしまうのでしょうか?国家予算の35%は国債の発行で賄っているというのに。ますます医療費は削減となっていく現状です。

さて、当院は今年開院29年目を迎えます。“患者様中心の質の高い医療を”を基本理念に、消化器・乳腺・循環器・肛門疾患を中心に診断・治療(手術・化学療法)そして緩和ケアまで一貫した医療を行って参りました。昨年は胃カメラ1,400、大腸ファイバー800、手術は200例を超えました。胃・大腸・胆のう・鼠径ヘルニア等の手術は鏡視下手術を積極的に行いました。内外痔核・痔瘻・裂肛の肛門疾患の治療(手術)、乳がん検診・乳がん専門外来を行い、乳がんの早期発見に努め、手術・化学療法を積極的に行いました。

毎月行っている三州健康教室も180回を重ね、毎回70人余の参加があり、去年は11人が皆勤賞を貰われました。

この3年間work life balance の実現のために個々のskill up 、業務改善の推進に取り組んで参りましたが、今年はさらに中村看護師を教育担当師長に迎え、更なるスタッフのskill up に邁進して参ります。

また、当院は昨年10月、日本医療機能評価機構の審査を受審しました。2001年に受審し、今回は4回目です。全職員で審査の準備に取り組み、その過程で当院の今後の医療の歩む方向がより明らかになりました。基本理念の基、当院の医療方針をさらに推し進めて参ります。“医療は地域のなかにある”を常に心に留め、地域に必要とされ、信頼される病院を目指して努力します。

今年も三州病院をよろしくお願いします。

理事長・院長 横山 憲三

副院長あいさつ

皆様、新年明けましておめでとうございます。
2017年も三州病院をよろしくお願い申し上げます。

2016年は「申年」でしたが、1年が「去る」のもあっという間の激動の1年であったように思います。

日本に目を向けると4月14日午後9時26分、熊本県益城町にて震度7の地震が発生しました。都城でもひどい揺れがあったのを思い出します。10月には台風が九州を直撃し停電も経験しました。やはり自然の前には人間は無力だと改めて痛感させられました。

一方、世界中では戦渦がやまず非常に不安定な状況が続いていますが、オバマ大統領の後任の次期アメリカ大統領としてトランプ氏が選出されました。「we could not change」と感じた国民が閉塞感の末に出した苦渋の選択だったのでしょうか。世界情勢が不安定にならぬよう、多様性を認め、寛容な精神で「地球人」として知恵を出し合う正念場に来ている気がします。

日本の医療界に目を移しますと、団塊の世代が定年を迎え、少子高齢化による労働力バランスが崩れることで起きる“2025年問題”が切迫した状態となっています。その2025年に向けて、国や各自治体が大きな医療改革を進めています(今後も進めていくことが確実です)。地域包括ケアシステムの整備をはじめ、近い将来、医療・介護の同時改定も控えていますが、三州病院では今後の方向性を再度、見つめ直すため、11月に日本病院機能評価機構の審査を受けました。その結果、職員全員で準備、対策に取り組み、第3者から評価、指導を受け、当院の今後の進む方向性、改善しないといけない点がはっきりみえました。

「患者様中心の質の高い医療」を提供するためには、そういうメッセージをしっかり理解した上で、三州病院の地域におけるポジショニングをより明確にし、1日1日の診療において全職員で協力し、変化、成長していくしかありません。

2017年は「酉年」です。「地域に貢献できる病院」として「羽ばたける」よう職員一丸となって頑張っていきます。

みなさま1年間、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

副院長:石田 実雅

副院長・緩和ケア病棟医長あいさつ

新年明けましておめでとうございます。
新しい年を迎える度に月日の流れの速さを感じています。
皆さま今年はどの様な年にしたいとお考えでしょうか?

年々増加する医療費の削減という国の目標により医療の現場も変わってきています。多くの書類の作成やその他の新たな業務が加わり日々の業務が増え、一番大事な患者さんの側にいる事がおざなりになっていくのではないかと懸念しています。

例えば痛みという身体の症状を和らげる際であっても、患者さんの心に耳を傾けなければ痛みはとれません。「聴く」事の大切さを痛感しています。医療の源流を忘れずに今年も緩和ケアを提供していきたいと思っています。

また、病気が進行してから緩和ケア病棟に入院をするだけではなく、癌の治療と並行して緩和ケアを受けられる事を知って頂きたいと思っています。その為にも昨年に引き続き緩和ケア外来を充実させていきます。

今年もよろしくお願い致します。

副院長・緩和ケア病棟医長:横山 晶子

外科部長あいさつ

あけましておめでとうございます。

昨年は全身麻酔140件、腰椎麻酔60件を医療事故もなく安全に行うことができました。

1年を振り返ってみますと、腹腔鏡手術が主流となり、特に腹腔鏡下ヘルニア(脱腸)手術が増加傾向でした。また虫垂炎や胆石症では傷を減らし、より整容性を考えた手術を、消化器癌では大腸・直腸癌手術から胃癌手術まで幅広く腹腔鏡で行うことができました。
乳腺疾患・肛門疾患の手術は、横山院長を中心に安全に行うことができました。

今年も、「患者様中心の質の高い医療の提供」を基本理念に、安全で確実な外科診療を行って参ります。

今年もよろしくお願い申し上げます。

外科部長:林 知実

教育担当師長あいさつ

新年明けましておめでとうございます。

私は、昨年の12月から三州病院の教育担当師長として勤務させていただいております。

国立病院機構の病院での38年間の経験と教育担当師長として積み上げた知識・技術を活かし、当院での現場教育や看護師教育体系を整えていきたいと考えております。

教育のビジョンは、消化器センターとして「急性期看護から緩和ケアまでの、専門性を捉えた質の高い看護実践ができる看護師を育成する」を掲げ、1人1人がマンパワーを発揮し、スキルアップする事でやりがいを感じながら看護できるようにしていきたいと考えております。

基本理念の「患者様中心の質の高い医療の提供」を念頭におき、看護を充実させ、地域の患者様に当院を選んでいただけるように、常に患者様ファーストの考え方で看護師教育に尽力していきますので、今後とも三州病院をよろしくお願い致します。

教育担当師長:中村 千鶴

外来看護師長あいさつ

新年あけましておめでとうございます。

昨年は医療保険制度の改革が行われ、病院機能評価受審と慌ただしいながらも、職員が一致団結して医療を、そして看護を考えた1年でした。

今年は、さらにステップアップし基本理念である患者様中心の質の高い医療を実践すべく、外来では消化器・循環器・乳腺・肛門疾患を中心に診療を行い、糖尿病・肝臓・整形外科の専門外来も行っていきます。地域住民の皆様方に健やかな毎日を過ごしていただき、病院へのニーズにお応えできるようスタッフと共に頑張って参ります。

皆様にとって充実した幸せな1年になることを祈念致します。
今年もよろしくお願い致します。

外来看護師長:今村 美春

急性期病棟看護師長あいさつ

新年あけましておめでとうございます。

2016年は公私ともに挑戦の年でした。医療保険制度の変革にあって、患者様への質の高い医療の提供や、私達職員が生き生きと働ける職場作りなど、幅広い挑戦を行いました。2017年は実現を目指したいと思います。様々な挑戦の中で見えてきた課題に、ひとつひとつ丁寧に諦めず向き合い、一つでも多くの課題達成が実現できるよう職員と共に努力して参りたいと思います。

今年もよろしくお願い致します。

急性期病棟師長:久保田 優子

緩和ケア病棟看護師長あいさつ

新しい年2017年がスタートしました。今年がどんな年になるか期待でいっぱいです。

緩和ケア病棟では緩和医療を必要とする患者様に私たちができる最善の看護が提供できるよう研鑽を重ねていきたいと思います。
また一日一日を大切に、患者様のと出会いを楽しみ、看護できる喜びを感じながら日々成長できるよう頑張って参ります。

今年もよろしくお願い致します。

緩和ケア病棟看護師長:山下 美穂子

事務長あいさつ

新年あけましておめでとうございます。

2016年の診療報酬改定でもはっきり見えてきましたが、予想通り医療を取り巻く環境は年々厳しくなっております。患者様にとって安心・安全で納得できる効率的で質が高い医療を実現することが今回の診療報酬改定の一つのビジョンとなっていますが、当院では開院以来28年間「患者様中心の質の高い医療の提供」を基本理念に患者様と向き合ってきました。医療費削減の為の国の方針が病院にとっていかに厳しいものとなろうとも当院の基本理念は変わることなく質の高い医療を提供していきます。

今年は地域の求める医療を継続して提供していくことに加え、職員の働きやすい職場作りに全力で取り組んでいきます。

本年も三州病院をどうぞよろしくお願い申し上げます。

事務長:中吉 大地

院内感染対策指針

院内感染対策指針の目的

この指針は院内感染の予防・再発防止対策及び集団発生事例時の適切な対応など三州病院(以下「当院」という。)における院内感染対策体制を確立し、適切かつ安全で質の高い医療サービスの提供を図ることを目的とする。

院内感染対策に関する基本的考え方

院内感染対策の目的は、患者およびその家族、職員を感染症から守ることである。医療従事者は感染症を予防し、感染症を早期に診断・治療し治療期間の短縮を図り、感染症の伝播を予防し、さらに耐性菌の出現・蔓延を予防するために努力しなければならない。

院内感染防止が効果的に行われるためには、院内の病原体や感染症の発生動向を把握し、職員が標準予防策(血液など生体に関わる湿性物質はすべて感染性病原体を含んでいるものとして対応する予防策)と感染経路別(空気、飛沫、接触感染)予防策を実践する必要がある。また、院内感染が発生した事例については、速やかに調査を行い、その根本原因を究明し、これを改善していかなければならない。

院内感染防止が有効に機能すれば、医療の質の向上とコスト削減が可能となり、また医療従事者の安全も向上する。全ての医療従事者が感染予防対策の必要を認識し、遵守することが、院内感染防止の最も有効な手段である。そのために職員に対して院内感染防止対策実践のための教育や、適切な指導に取り組んでいく。

安全管理のためのマニュアルの整備

感染防止対策委員会

院内感染の発生予防を迅速かつ機能的に行うために感染防止対策委員会を置く。感染防止対策委員会は、各部門からの構成員で組織され、院内感染対策に関する基本方針を審議する。必要に応じて本方針及び院内感染症対策マニュアル等を見直す。委員会は定例として月1回開催し、また重大な問題が発生した場合等必要に応じて随時開催する。その他、必要な事項は「三州病院感染防止対策委員会規定」に定める。

院内感染対策のための従事者に対する研修に関する基本方針

全ての職員が、院内感染対策は医療を安全に行ううえでの最優先事項であることを自覚し、日常診療における感染予防策の実践を心がけるように、研修会、勉強会を定期的に行う。全職員を対象に研修会を年2回以上開催する。入職時に院内感染防止のための初期研修を行う。また各部署における院内感染対策に関する勉強会を支援する。

感染症の発生状況の報告に関する基本方針

院内感染症事例や法令に定められた感染症について、速やかに行政機関に届出を行う。薬剤耐性菌を含む病原菌の分離状況について、検査科より感染防止対策委員会に報告し、必要に応じ各部署に情報を提供する。感染症届出の状況や薬剤耐性菌の検出状況、ラウンドの状況などをまとめ、毎月開催の感染防止対策委員会で報告する。その他、院内感染対策上重要な病原微生物の検出があった場合には、感染防止対策委員会にて臨時集会を開催し、報告する。職員に対しては、運営会議議事録に毎月の感染防止対策委員会の議事録を閉じ情報を提供し周知徹底を図る。

院内感染発生時の対応に関する基本方針

院内の微生物の分離状況や感染症報告などから、異常発生を迅速に特定する。集団感染発生などが疑われた場合、感染防止対策委員会が状況を確認しアウトブレイクかどうかの判断を行い、迅速に対応する。重大な院内感染事例は、病院長に報告し緊急対策本部を設置し拡大防止対策や再発防止対応について協議する。

患者等に対する当該指針の閲覧に関する基本方針

本指針の閲覧はいつでも可能なように院内に配布するとともに、当院ホームページに掲載する。患者本人及び患者家族に対して、疾病の説明とともに、感染防御の基本についても説明し、理解を得た上で、協力を求める。

その他院内感染対策の推進のために必要な基本方針

各職員が知っておくべき院内感染対策の具体的実施方法に関しては、「院内感染症対策マニュアル」を作成する。マニュアルは院内の各部署のPCでいつでも見られるようになっている。このマニュアルについては、定期的な見直し・改訂を行うものとする。マニュアルに応じた感染対策を、職員全員に周知徹底するように努力する。

感染対策委員会

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