3月14日、緩和ケア病棟の4階さくらホールに入院患者さま・ご家族をお招きし、お花見を行いました。桜の開花にはまだ早い時期ではありましたが、菜の花、パンジー、チューリップ、椿、水仙、河津桜などスタッフで飾り付け、サクラホールはたくさんの春の花々で彩られました。
お花見には、毎年ご協力を頂いているボランティアの方々が今年も来てくださいました。ボランティアさんによる「さくらさくら」「ふるさと」などの大正琴の演奏や美味しい抹茶やぜんざいをふるまっていただきました。
参加された患者さまやご家族からは「花が綺麗で春を感じます。琴を聴きながらの野点の抹茶は格別です」などと喜んでいただきました。
春の花の香りに包まれ、歌を口ずさみながら、患者さま、ご家族、緩和ケア病棟スタッフみんなで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
緩和ケア病棟 豊満 悦子
琴の演奏と抹茶を頂きました
ぜんざいも美味しかったです
春の花
三州病院では、多くの看護師の皆さまに、当院をご理解していただき、三州病院の一員として入職していただける看護師の皆様を募集しております。
つきましては、下記要領で病院見学会・インターンシップを実施致します。
看護師として新たな環境で働きたいとお考えの方、Uターンで地元の病院で再就職をお考えの方、子育てが落ち着き再就職をお考えの方、2020年3月ご卒業の看護学生の皆さま、働きやすい環境や教育を整えております。三州病院で是非一緒に働かれませんか、病院見学会など企画し皆さまのご参加をこころよりお待ちしております。
1.日 時
2019年3月~12月(土・祝日については要相談)
2.対 象
・2020年3月卒業見込みの看護学生
・看護師としての経験のある既卒看護師
・子育てが落ち着き再就職をお考えの看護師
中途採用者教育プログラムがあり、計画的に少しずつ職場に慣れていきます。注射モデルがあり、教育担当師長が技術の練習を一緒に行いますのでブランクが長くても心配いりません。
3.プログラム *病院見学会のみでもいいです
1)病院見学会、新人看護師や看護部教育説明 10:00~12:00
2)インターンシップ 13:30~15:00
下記の①~③を選択できます。
①急性期病棟の看護師の仕事場面見学
②緩和ケア病棟看護師の仕事場面見学
③教育担当師長による看護技術指導
(トレーニングモデル使用し研修室で行います)
4.申し込み方法
お手数ですが、下記問い合わせ先に電話でお申し込み下さい。
≪問い合わせ先≫
医療法人 倫生会 三州病院(0986)22‐0230
宮崎県都城市花繰町3街区14号
総看護師長:中村 千鶴
2月21日、お茶会で紙芝居を読んでいただきました。当院では初の試みでしたが、懐かしい紙芝居に、患者様は大変喜ばれていました。紙芝居の語りはとても上手で、すぐに時間が過ぎていきました。患者様が目を輝かせながら、参加されていた姿が印象的です。
今後も患者様・ご家族が穏やかな時間を過ごせるよう、お手伝いして参ります。
機会があれば是非ご参加下さいね。お待ちしております。
緩和ケア病棟 主任 竹下 智美
紙芝居の様子
少しずつ寒さもやわらいできましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
2月24日、宮崎日日新聞、”ひなたスマイル”のコーナーに、当院のボランティア委員会が紹介されました。ボランティア委員会は、緩和ケア病棟の患者様やご家族に日常の風を
運ぶことを目的に、毎月演奏会などを開催しております。コーラスや紙芝居、お花見、クリスマス会など季節に合わせた催しを開催しております。興味のある方は参加されませんか?
ボランティア委員会 竹下智美
当院のボランティア活動が紹介されました(宮崎日日新聞 2月24日掲載)
ボランティア委員会のメンバー3人で、今年もボランティアフェスティバルに参加しました。
今年の開催時期は1ヶ月早い2月3日の日曜日、中核施設MallMallにて開催されました。図書館に併設されていることもあり来場者が多く感じられました。学生ボランティアさんにもお手伝いしていただき、緩和ケア病棟の「ボランティアそよ風の会」の活動についてご案内しました。当院に来て下さる新たなボランティアさんとの出会いもあり充実した1日でした。
これからも患者様やご家族を癒してさしあげられるようなケアを目指してボランティアさんと共に取り組んでいきます。
ボランティア委員会 吉川 千代里
ボランティアの募集をしています
2月2日土曜日に都城ウェルネス交流プラザで開催されました「日本医療マネジメント学会 第12回宮崎県支部学術集会」へ参加しました。県内のたくさんの医療従事者が参加しており盛況な会でした。
当院から2つの演題を発表しました。1つ目は「県西地区における緩和ケア外来を通した地域連携の考察」で、当院が2000年から取り組んでいる緩和医療について、地域との連携の視点で発表しました。近年がん治療と並行して緩和医療を行う方が増え、利用継続への支援や体調が変わった際の対応が適正に実施できている事が分かりました。2つ目は「全人的な緩和ケア介入と病院間の連携で治療継続とQOLの向上が図れた一事例」です。心身ともお辛い状況にあった患者さまに対して、当院緩和ケア病棟で実践した看護によって、がん治療が継続出来、心も前向きになられた患者さまの症例報告を行いました。
予演会を通して、職員から多くのご指導を受けて修正を繰り返した内容が無事に発表出来、ホッとしました。会場からもご質問を頂き、取り組んできた看護を改めて振り返り、今後の目標へつながる場となりました。この経験を活かして、明日からの看護を行って行きたいと思います。
文責:久保田 優子
緩和ケア病棟主任 竹下 智美による発表
訪問看護ステーション長 久保田 優子による発表
中村総看護師長(中央)と3人で