9月14日(土曜日)JA―AZMホール別館で開催された「みやざきホスピス・緩和ケアネットワーク 第16回学術集会」に参加しました。
宮崎県内で緩和ケア病棟を有する4つの病院から、テーマは「緩和ケア病棟の診療状況の報告」として発表されました。当院も緩和ケア病棟の生活や緩和ケアの入院から在宅ケアまでのシステムを紹介しました。それぞれの病院の特徴も聞くことができ、改めて当院の緩和ケアを見直す良い機会となりました。
特別講演として「がん疼痛治療の最前線~早期からの痛みの治療の重要性~」という演題で、中部徳洲会病院の服部政治先生の講演がありました。2016年の調査では国内平均40%のがん患者様が痛みに苦しんだというデータの発表があり、早期から放射線療法や神経ブロックなどを活用し疼痛緩和を行うことの必要性を再認識する事ができました。
今後も緩和ケアの質の向上を目標に、日常のケアを大切にしていきたいと思います。
緩和ケア病棟看護師長
園田智美
園田師長が発表しました