都城市 三州病院

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お知らせ

クリニカルラダーⅡ「ケーススタディ」研修の第1回を実施しました

 当院の看護師教育は、「スキル・やさしさ・自律」を持つ1人前のナースを目指し、日本看護協会から示された2016年版クリニカルラダーを基に看護教育体系を整えております。新人から卒後4年目までの看護師を大枠の指標とし、基本的な看護技術から一人ひとりの患者様に応じた看護を実践できるように、ラダーⅠ、ラダーⅡ、ラダーⅢへと段階的にスキルアップできる教育を実施しております。

 今回、ラダーⅡ教育の第一回を教育委員会で企画し実施しました。研修は、「患者様のこころに届く看護」「看護過程の展開」の講義を総師長が行いました。こころをこめた美味しい味噌汁の作り方のレシピをお母さんから習ったように、患者さんへの看護の基本となる看護の考え方や患者様の思いに沿った看護をするための展開方法を学びました。

今後は、臨床現場での患者様への実際の看護を通し、看護において大切な事を研修生と語り合いながら一人ひとりの看護を深めて行こうと思います。

 

≪研修生の意見≫

・患者さんへの看護を実践する中で看護理論を理解しておく事が大切であるとわかりました。

・患者さんとの関わりの中で、言葉だけでなく、患者さんの表情や家族の様子、病室の環境など全体を見る事で寄り添う看護につながる事を学びました。

・これからケーススタディをしていく中で患者・家族との関わりや患者の生活背景を大切にしながら自分の学びにして行きたいと感じた。

・クリニカルラダーの研修を受ける事が初めての事なので、じっくり1年かけて理解し看護計画が立てられ、また、それが患者様の心に届く看護に繋がるように努力したいと思います。

文責:総看護師長 中村 千鶴

 

看護の考え方や看護展開方法を学びました

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