都城緩和ケア研究会主催の緩和ケア研修(2018都城ELNEC-Jコアカリキュラム看護師教育プログラム)が無事に終了しました。
このプログラムは、臨床経験3年以上の看護師を対象にエンド・オブ・ライフ(EOL:人生の終末期)にある患者様について学び、起こりうる問題を解決できる人材を育てる事を目的としています。宮崎県看護協会が日本で初めてこの研修を主催した記念すべき研修で、当院の研修も協会の許可を得て開催し、今年で4回目を終えることが出来ました。
県西地区から20名の熱き心を持った看護師が集まり、月に1回の講義と討議で様々な内容を学びました。最後の講義では、この研修を受けて思い描く1年後の目標をそれぞれ発表し合いました。研修を通してより深く自分を見つめ直し、次へのステップアップに向けたとても具体的な目標を聞き、1年後の皆様の輝かしい姿を想像する事ができました。最後の記念撮影では皆さんとても素敵な笑顔で、充実感と達成感が溢れていました。
この研修を通して、より良い緩和医療が県西地区のどこでも受けられるようになる事を願っております。
受講者の感想:
- EOLを体系的・系統的に学び、看護師として振り返りが出来た。これから実践しながら患者さん家族、同僚など様々な関わる人へ伝え、共有していきたい。参加してよかった研修の3つに入った!
- この研修に参加し、ターミナル期の患者さんへの関わりが少しずつですが、変わってきたように感じます。1年後、緩和ケアに自信が持てている自分になれているといいなと思いながら。4名のファシリテーターの方々に講義していただき優しい口調が本当に良かったです。
- その人らしさを大切にするEOLケアについて学ぶことが出来た。逃げずに共に生きていきたいと思います。ありがとうございました。
充実した研修になりました
(個人情報保護の為一部修正しております)
研修担当責任者
久保田 優子