鹿児島大学 医学部保健学科4年生3名が緩和ケア病棟体験に来られました。
同大学での看護臨床実習はほとんど終了され、実習カリキュラムにはない緩和ケア病棟での実習を希望されて参加されました。
緩和ケア病棟での生活環境の見学や看護師と一緒の看護ケア、患者様との散歩など体験されました。1日だけでしたが、来年、看護師になる前の緩和病棟での実習は、看護師として大切なプラスワンの看護を学んでいただけたと思います。
≪学生の感想≫
・初めて緩和ケア病棟を実習させていただき、驚く事ばかりでした。絵や花、日の光の入る大きな窓など、家のような「ホット一息つける場所」「暖かみのある環境」だと思いました。
・まずは患者さんの思いを聴き、寄り添う姿勢は今まで実習した病院と違いました。「傾聴」とはどういうものかを今までで一番学べました。
・検温で全身状態をすみずみまで見て少しの変化を見逃さない。そして、ご家族にきちっと伝える看護師のスキルの高さを感じました。
・看護師にご家族が辛い思いを言える関係は、日頃の信頼関係があるからできるんだと感じました。家族がここに入院して良かったと思える関わりをされている。
・看護師さんは忙しさを感じさせない、笑顔やゆったりした空気感があった。家にいるような感覚だった。
文責:総看護師長 中村 千鶴
実習風景
カンファレンス
患者さまと散歩
日が差し込む大きな窓の前で