都城市 三州病院

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お知らせ

一次救命処置ガイドラインを基にした救急シミュレーション

一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のことで、病院においては患者急変時の重要な対応技術です。

「チーム力を発揮、そこに救える命がある」をテーマに、最新2015年版一次救命処置ガイドラインを基にした質の高い一次救命処置と二次救命処置の実践を目的として、全職員対象の医療安全研修を行いました。

急変を想定した患者に対して、発見時の患者評価やアナフィラキシーショックを考えた対応が的確に、迅速に実施できました。また、チームリーダーの指示に対して、スタッフ1人1人が大きな声で「血管確保します」「AED準備します」「気管内挿管準備しました」と、救急時に必要な行動がとれ、無事救命することが出来ました。

今回は、一次救命から二次救命処置までを設定し、前回よりもレベルアップしたシミュレーションを企画しましたが、中島外科部長を中心とした日頃のチーム力の高さや、急性期病棟スタッフとしての救命に対する意識の高さがいかんなく発揮され、質の高い救命処置シミュレーションが行えました。今後も患者様の命を守れるように、定期的に実施し、「安全・安心な質の高い医療の提供」に努めて参ります。

教育担当師長 中村 千鶴

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