都城市 三州病院

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もも便り 第14号 『短歌を詠んでみました』

昨年の12月に、宮崎で「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」が開かれ、県内外の高齢者や介護現場に従事している職員が、日々の中に見つけた場面や思いを短歌にして発表する機会がありました。

当ステーションの利用者様にお話ししたところ、応募の希望が聞かれたので、本人、ご家族、そしてスタッフと一緒になって歌を詠んでみることになりました。
話し合いを重ね選んだ2首を応募されたのですが、そのお姿を見ているうちに私も挑戦したくなりました。短歌は学生時代しか読んだことのない私でしたが、ある場面を詠んでみることにしました。

「お互いの想い通じぬ待合室 手のぬくもりで語り合う朝」

病院の待合室で久しぶりに出会ったお二人ですが、お二人とも耳が遠く、大きな声も出せません。しっかりと握った手のぬくもり、力加減でお互いの様子を伝え合っておられ、お互いの変わらないご様子に安堵されておられた場面でした。
言葉を使ってコミュニケーションするのが当たり前に感じていた中で、うまく会話できなくても様々な方法で想いを伝える事は出来るという事に改めて気付けた出来事でした。
新参者の私は残念ながら入賞は逃しましたが、こうやって歌を詠むことを念頭に日々の様子や出来事を見てみることで、新しい気付きが見つかりました。
何気ない中にも色んな想いや理由が隠れている事を知る機会となりましたが、来年こそは入賞できるよう挑戦を続けてみようと思います。

 

 

 

文責:訪問看護ステーション長

久保田優子

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