都城市 三州病院

(財)日本医療機能評価機構認定施設

宮崎県都城市花繰町3街区14号 地図

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医療従事者へ

“楽しくスキルアップ” 院内教育参加者へのポイント制を始めました

当院は、「患者様中心の質の高い医療の提供」の理念を基に、病院の特性や専門性を捉えた新たな教育体系を作成しました。院内教育の必須研修である、接遇・医療安全・感染管理や治療から看護まで系統立てて学ぶがん医療コースなど計画的に行っています。

研修は毎週水曜日に全て時間内で行っていますが、教育委員会の参加率向上の取り組みとして、8月から研修参加者へのポイント制を始めました。研修1回参加で1ポイント、必須研修は2ポイント、自己研鑽のため勤務日以外の参加は2倍のポイントとしました。

医師も看護師もコメディカルスタッフも、職員手帳に、★シールを貼れる楽しみがあり、思った以上に和やかな研修風景となっています。さらに、年間ポイントの多い人は院長賞もあり、同じ学ぶならご褒美もと「楽しくスキルアップ」できる研修となっております。

教育担当師長:中村 千鶴

病院見学会・インターンシップのお知らせ

三州病院では、多くの看護師の皆さまに、当院をご理解していただき、三州病院の一員として入職していただける看護師の皆さまを募集しております。

つきましては、下記要領(PDF記事参照)で、病院見学会・インターンシップを実施致します。

看護学生の皆さまに限らず、看護師としての経験をお持ちの方、子育てが落ち着き再就職をお考えの方の参加をこころよりお待ちしております。

病院見学会・インターンシップ 詳細はこちら

医療安全対策「SHELモデル分析」の研修を実施して

院内教育として、医療安全管理委員会主催の医療安全対策研修を行いました。

今回は、安全な医療・看護の実践を目的に、インシデント時の患者への影響レベル分類での報告の意味と、航空業界でも取り入れられているSHELモデルでの要因分析の方法を学びました。

講義は、「ヒューマンエラーを未然に防ぐためには」をテーマに、S(ソフトウエア=マニュアル)H(ハードウエア=設備)E(作業環境)L(人間)の4つの視点で事例発生の要因を考え、安全管理や作業システムなどの、実際に改善した対策を提示されました。

今後も、医療安全対策の研修を定期的に行い、患者様の安全と安心を第一に考えた医療の実践に努めていきます。

教育担当師長:中村

九州保健福祉大学薬学部1年生への依頼講義印象記

6月16日、母校であります九州保健福祉大学にて薬学部1年生96名を対象に、”病院薬剤師の仕事”をテーマとして約1時間お話しさせていただきました。

少しでも病院で働く薬剤師(病院薬剤師)の実像をわかってもらえるように、私が現在行っている業務と、当院でのチーム医療、緩和医療を中心にお話しさせていただきました。

学生の方々は、学生時代の私とは違い、寝もせず、話もせず、時にはメモをとり、熱心に聞いて下さいました。そんな真面目な姿を見ておりますと、病院薬剤師の業務の内容を理解していただく手助けができたのではないかと思っております。

母校で、後輩に講演させていただき貴重な経験になったこと、また自分自身の業務について再考することができ非常に有意義な時間となりました。

薬剤師:内野

救急シミュレーションを実施して

6月1日、玄関で倒れ意識レベル低下のある患者様が来院されたという設定で外来での救急シミュレーションを行いました。

最新2015年版BLS(一次救命処置)ガイドラインを基に、質の高いBLSの実践を目標にしました。研修テーマは「チーム力を発揮、そこに救える命がある」でしたが、外来到着時のスタッフの迅速評価も的確で、呼吸の確認後すぐに胸骨圧迫を開始し、速さ・深さを満たす質の高いBLSができ無事救命できました。外来主任の指示に対しスタッフ1人1人が大きな声で「AED持ってきました」「血管確保します」と、救急時のリーダーシップや確認会話ができていました。さらに、外来師長の緊急性の伝わる医師へのSBAR(S:状況、B:背景、A:評価、R:提案)の報告など、石田副院長を中心とした外来スタッフのチーム力の素晴らしさに院長も驚かれていました。

今後も患者様の命を守れるように定期的に実施していきたいと考えております。

教育担当師長:中村

手指衛生は重要な院内感染対策

手指衛生について、必要性は十分に理解しているものの、実は適切な場面で適切に実践できていないひとつかもしれません。当院では、手指衛生不備からの院内感染発生を予防するための取り組みとして、感染防止対策委員会主催で、『適切な手指衛生の実践』をテーマに外部講師を招いて再確認の勉強会を行いました。

勉強会の後は、全スタッフが手指衛生チェッカーを用いて適切に手洗い等ができているか確認するなどの積極性もみられました。今後は委員会で強化月間を設けて、今回実践から得た学びを維持・向上させ、院内感染対策に取り組みたいと思っております。

感染対策委員会:内野

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