少しずつではありますが、寒さも和らぎあっという間に3月に入りました。桜の花もほころび、開花を今か今かと待ちわびている中、3月18日一足先に緩和ケア病棟の4階ホールでお花見が行われました。スタッフのハンドベルによる「さくらさくら」の演奏で始まり、その後、患者様とご家族の方々と一緒に歌を歌いました。参加されなかった患者様の部屋を訪室し演奏すると、一緒に口ずさんだり、美しい音色に涙されたり、大変喜んで頂きました。パンジー、菜の花、水仙、椿、雪柳、クリスマスローズなどみんなで持ち寄った春の花々に囲まれ、にぎやかな時間を過ごすことができました。
豊満悦子