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| 平成14年3月2日、平成13年度末期医療患者のQOL推進講演会(主催:厚生労働省、(財)がん研究振興財団、淀川キリスト教病院)に出席した。 今回のテーマは「スピリチュアルケアと傾聴」。“スピリチュアルケア”はなかなか耳慣れない言葉だと思う。霊的ケアとか宗教的ケアと訳されることも多いが、現在は”スピリチュアルケア”のままで使用される事が多い。 末期医療患者は、「自分が現在、存在する意味」を見失って痛みを抱える。その痛みに対するケアがスピリチュアルケアなのであるが、医療従事者というよりも、一人の人間として何が出来るのであろうか?と模索し、思い悩む日々である。 講演会の中では、『傾聴』の重要性を再認識し、また、「“明るく・広く・静かに・暖かく”という印象は、ホスピスのハードだけでなく、ケアを提供するスタッフにも必要な事である」という柏木哲夫先生の言葉が胸に残り、当院のスタッフに伝えた。 この研修会に全国より約130名の医師が集まり聞き入った。その熱心な姿勢を拝見して、全国のターミナルケアに関わる先生方全てが、やはり模索中なのだろうかと自分の不安が少し和らぎ、また、これからの自分の医療の励みになった。 |
| さくら病棟医長 横山 晶子 |
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